目指せ就農!田舎暮らし珍走記

29歳、長年住んだ東京から熊本阿蘇へ。2015年移住しました。

イネノホ


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さっきふと月を見上げたら、月をぐるりと囲む光の輪が見えました。
薄雲にまんまるくぼんやり光っていて、あたりも薄明るくて、いい気分でした。



竹田市にある「イネノホ」というシェア暮らしコミュニティに行ってきました。
久住高原のクヌギ林の中にあり、環境最高。

皆で仕事もして生活もするという暮らしをしていて、これから少しずつ広げていこうとしている男性と女性と男の子(4さい)。
ちょっと米を運ぶのを手伝っただけなのに、ご飯を頂いて泊まらせてもらってお土産まで貰ってしまいました。。

夜は鹿の刺身や鍋やワインをごちそうになりながら色んな話をしました。
今までウーフで会った人達(農的生活)とはまた違った視点からの田舎暮らし。芸術的だったり経済的だったり、ITやパーマカルチャー、モバイルハウス。
初めて知ることや新しい気づきがほんとに多くありました。

しかも空き家も紹介してくれました。
わざわざ連れて行ってくれて、一軒は男一人入居が怪しまれてダメだったけど、もう一軒の元貸しペンションは月3万円で家具つき!というハイソ物件。
冷蔵庫もソファもテーブルも布団もついてて大きなウッドデッキまで付いてます。
こんなお洒落なところに坊主頭のおっさんが一人で住むなんてバチが当たりそうなくらいのログハウス。

イネノホの方がほんとうにいい方で、仕事や土地も紹介してくれるなんて話も、、ここに住んで皆に関わっていけたら出会いや発見も多くて刺激的だろうなぁ。



が、やっぱり一人でゼロからやってみたいという気持ちが勝り、断ってしまいました。
すっごい迷ったけど僕には贅沢すぎる気がしたのです。

あと夜が怖そうで、、、。
恥ずかしくて言えなかったけど、ペンションとかそういう洋風な建物ってわりと怖い。猫も飼えないだろうし、池と田んぼに囲まれた静かな環境にションベンちびりました。

己の心臓が憎い。