目指せ就農!田舎暮らし珍走記

29歳、長年住んだ東京から熊本阿蘇へ。2015年移住しました。

過労で倒れる

f:id:mongomeso:20150526113737j:plainここ最近働きすぎでした。
なんと7日連続丸1日らだらせず(半日だらだらはわりとあったけど)。最初はちょっと疲れたかなーくらいだったんですが、昨日は昼から眠くて。
あやうく過労で倒れるとこでした。
このブログも最近は下ネタ罵詈雑言と暗部を露呈しちゃって、せっかく素敵田舎暮らしブログにしようと思ってたのに台無しです。
今日も午後からJAの部会総会があるし、昼飯だ夕飯だおやつだ大忙し。はーあ、アニータになりたい。


昨日はバイト。
午前中は、死んだ身寄りのないおばあちゃんの家から使えそうなものをかっぱらってくる仕事でした。個人的にも石油ストーブ、土瓶、バケツ、大きいザル、救急箱に液晶テレビを拝借。
ありがとうトメさん(仮名)!

そんで午後はもう年でできなくなった農家さんからビニールハウスを貰ってくる仕事。
ガンガン壊して軽トラに積んで。
ここ小国でも高齢化。これからもどんどん辞めるだろうからハウスなんて待ってりゃいくらでも貰えるたいって皆言ってて、ラッキータイムという訳です。

今ここらでは田植えの時期で、わりと遅めなバイト先の農場を近所の人が手伝ってくれています。
「田舎の百姓は昔からこれが当たり前たい。うちが大変なときは皆来てくれる。その代わり他の誰かが大変なときはうちも手伝う。どこかに不幸があって葬式のときは皆が米や野菜を持ち寄って皆で準備する。助け合いたい」
助けるほうも助けられるほうもほんとにさっぱりしてて、これがほんとに普通なんだなーと感じます。
「手伝ってくれてありがとう」とかも無いんです。手伝いの人が帰るときも「おつかれー」ってなもんで。ちょっと文句言っちゃったりして。
いいなぁ、と。
今日ひっさしぶりにテレビ見たら葬式費用の平均は200万とか。葬式のために、自分の死んだ後のためにお金を貯めておくなんて正気とは思えなかったけど、それが常識なんすかね。
(たぶん)韓国人のコメンテーターだけマトモなこと言ってました。そうそう、遺骨なんてそのへんに撒きゃいいのです。
クソ坊主太らしていいことなんてねーよ。墓の管理しててニルヴァーナに達することができた坊主がいたら紹介して欲しい。


この農場の人たちは「百姓の未来」をちゃんと考えてて、
「これからは野菜つくって売るだけじゃだめだ。ちゃんと集まって、生産、加工、販売までやらんと」
と法人化したらしく、僕も法人化以外のこと、いわゆる六次産業化は必然の流れだと思っています。それを一人でやるか何人かでやるかの違いなだけで。

こういう百姓はすごいんです。
肉体労働に企画、営業、経理に経営まで全てをやるんだから。それを楽しんでやってる人のとこで勉強させてもらえんだから、ほんと感謝しかありません(しかも好きな日に行ってバイト代と昼メシまで!)。

だからって週2以上はアレですが。