0.5ミリ
阿蘇に来る前に、友達と「0.5ミリ」という映画を観ました。
その前日に観た「百円の恋」という映画、特に主演の安藤サクラさんが良すぎたので
「明日も行っちゃおう!」
と観に行ったのですが、ほんとにいい映画でした。
家も仕事もお金も無くなってしまった元ヘルパーのサワちゃんが(ちなみに僕も家も仕事もお金もない元ヘルパーです)、街ゆく老人にうまく取り入って家に上がり込んで生活していく話。
僕がすごいなぁと思ったのはサワちゃんの立ち振る舞い。
強引で、優しくて、欲が少ない。
普通に考えたら、ボケかかった老人の家に上がり込んだら金目当てなのかなって思っちゃうけど、サワちゃんは強引に家に入り込んでおいて、生活しかしないのです。
しかも丁寧に。
料理をして、掃除をして。誠実に。
これはサワちゃんが訳ありな故の刹那感なのかもしれないけど、「生きる」ってこういうことなのかなー、としみじみ考えたのを、思い出しました。
まだ借りぐらしだし。と、あまり丁寧に生活してなかったのを反省し、最近は朝、ちゃんと出汁をとって味噌汁をつくっています。
今日は皆で縫いの仕事をして、夕方ちょっとお出かけしてご飯を食べました。
いい一日だったな。