桐島、部活やめるってよ

ひさしぶりに青春映画が観たくなり「おっぱいバレー」かこれで迷った末、まだ観てなかったこれにしました。

この映画、簡単に言えば「風が吹けば桶屋が儲かる」ということですよね。
桐島、部活やめるってよという情報たったひとつが出ることによって、校内の生徒に大なり小なりの影響がでる。仲良くなったり、悪くなったり、恋したり、散ったり、気付いたり。あれがああなってこっちがこうなってあいつとあの子がああでこうで・・・と些細な諸々が重なり合って日々は進んでいく。

これは世界のことだなって。
映画は校内のことしか描いてませんでしたが、現実にはそんな境は無くて、桐島が部活やめた影響は遠くアラスカまで及ぶのです。
自分のひとつの考え、行動が周り回って世界中に影響する。
そういうことをこの映画は言ってるんじゃないでしょうか。

ラストでイケメンは大事なことに気づきます。直接的にはオタクに気づかされるんだけど、そういえば始まりは
「桐島、部活やめるってよ」だったんだ、という。　　

今日は朝から夕方までずっと一人で草を刈っていました。
この出会いのない毎日、浮いた話なんてこれっぽっちもない日々だけど、もしかすると桐島君が部活やめた影響が明日僕に及んで、急に橋本愛と付き合えるかもしれない。
・・・考えたらなぜか逆に虚しくなったけど、明日も草を刈るしかありません。

もう草刈り職人の道を引き返すわけにはいかのんですたい。おいどんは。

6/21
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