チエちゃんとオカリナ

日本の作家ではよしもとばななさんが好きです。
確か10年くらい前に、ホーチミンの交差点で知り合った友達が薦めてくれたのがきっかけで初めて読んだんですが、それがこの友達が10年間でしてくれた事で唯一いいことでした。
それ以外は電話で「このくっされキンタマが！」と5分間言い続けてみたり、歩いてて急に一歩が30センチしか踏み出せなくなるノリを10分続けたりと、基本的によく分かりません。
そんなあの娘ももう結婚しちゃって、、。
あーあ、なんであたいは未だに独りなの！？

という気持ちになったとき、ばななさんの「チエちゃんと私」をオススメします。世間的な常識、しあわせなんてくっされキンタマ！という気持ちになれます。
あと、初めておかずクラブのオカリナさんを見たとき「チエちゃんだ！」と思いました。自分の脳内チエちゃんとオカリナさんが奇跡的に一致したのです。是非実写映画化して頂きたい。
もちろんカオリはゆいPです。

一番好きなのは「デッドエンドの思い出」。
表紙も好きです。
すごい辛いときの少しいい風景ってずっと覚えてるものだけど、それをなんてキラキラした言葉で説明できるんだこいつって思いました。
料理と同じだなーと。例えばカレーライスなんて水にルウ溶かせば誰でも出来るけど、一流のプロが作ると別次元の美味しさですよね。小説家は言葉でそれをやるんだなぁって、改めて思ったのがこの本でした。
普通になっちゃってることの異常さ、素晴らしさみたいなものを、ほんと多彩で、ピッタリで、美しい言葉で表してくれます、こいつ。

6/9
ポテトチップスバナナ味（ゲロまず）　130円
サティーヌ　120円　
朝どり市入会費・年会費　4000円
そば種　4700円

6/10
いろんな種　2300円