目指せ就農!田舎暮らし珍走記

29歳、長年住んだ東京から熊本阿蘇へ。2015年移住しました。

1ヶ月

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この1ヶ月、自分にしてはちょこちょこと動いておりました。ネットもテレビも無いんじゃ寂しいかなーと思ったけど寂しがる余裕なし。あれもしたいこれもしたい!で忙しかったです。
でもやっぱりグッタリだらだらしたいときもあって、そういうときの娯楽を求めて考えた結果、パソコンに最初から入ってるほとんどの人が見向きもしないゲームをやたらやっちゃったり。


借りてしまった畑をクワで耕し、クワの限界を感じ、大家さんの倉庫に眠っていた管理機のポチを38000円で修理して使い始めました。いくら自然農といっても最初は開墾せにゃいかんので、これをクワだけでやろうなんて3反もはキツかったのです。無理はよくない。
なのでクワ一本農法は早々に断念。
でもクワでサクサクするのも楽しい感じがするので、まず草を刈り、ポチで地面を柔らかくして、その後クワでほぐしながら多年草の根っこなどを取り、畝を作って草マルチ。というやり方に落ち着いています。
畝の前に米ぬかともみがらくん炭をすこし混ぜました。

蒔いた種もわりと発芽してくれて、ズッキーニや白花豆は成長早いのでもう定植しました。
トマトやナスはなかなか成長が遅く、なんでかなーと思ったら露地で夏野菜の苗つくってる人なんていないのかもですね。寒さに弱いみたいです、どーやら。


家の床直し、片付けもだいたい終わりました。
床ひっぺかしてみて分かったのですが、家なんて単純なもんですね。木組んで上に板貼っただけです、要は。やっぱり将来は山買って自分で建てるってもんですね。
余った木材で棚作ったり、なかなか楽しいもんでした。

ただネズミらしき何かがいるんです、この家。
なんかがさがさいうし、この前探し物してたら段ボールかじられた後があったり。でもそんなネズミでさえ温かみを感じるというか、挨拶しちゃったりして。やっぱり寂しいんですかね、苗とか虫とかと話すようになりました。
やばい奴だわ。
寂しいといえば前の記事に自分の電話番号を書いてみたのですが、かかってきたのは一件だけ!
中学の頃からの変態の友達がかけてくれただけでした。なんというか、ネットの力というかネットの恐ろしさみたいなものを感じました。違う意味で。

あと農協の組合員にもなりました。
そんで農協の直売所と、役場がやってる直売所の登録をして、農協の直売所にウドを出してみたら2秒で売れました。
小国町は福岡らへんから阿蘇に遊びに行くときにみんな通るし、温泉もあるしで観光客がけっこう多いのです。
直売所というのは登録さえしとけばなんでも持ってって売れるんです。これはいいぞ、と。
かりてる畑にはウドもたくさんあるし、ゼンマイ、栗、柿、梅、プラムもあります。山にはわらびやたらの芽も生えるし、苔も売れるらしいし、どしょうやメダカを捕まえてきて繁殖させて売ってる人もいます。
そんなんだけで生活できるんじゃないかと思っちゃうくらい。

最近食べてるものもそんな感じで、山菜採ってきて天ぷらにしたり、家の横の畑にレタス植えたら育ったので採って食べたり、小麦粉をこねてチャパティをつくったり、貰ったお米を食べたりです。 
なのでお金で買うのはもっぱらお菓子。
最近の当たりはドリトスのカレー味です。